今着手しているアルバムは、目黒雅叙園で撮影されたもの。
しかし、独特の、ちょっとしたアトラクションの様なあの壁絵、凄いものがありますね。お値段も凄いものがありますが、歴史を聞いてみると何となく納得か。。。
旧木造館は、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルにもなったそうです。
言われてみれば似てますね！あの湯屋！
豪華絢爛、色とりどり、ダークトーンを中心に描かれた欄間絵に、漆や螺鈿（貝殻を埋め込んでつくる工芸）は、ここでなきゃ味わえません。
この雅叙園での結婚式撮影の日、「おはようございま～す」とお辞儀をした介添えさんは、数ヶ月前に別会場でご一緒した方で、大変やりやすかったのを覚えてます。
その介添えさんに時間を作って頂き、
「今1カ所ならお写真撮って頂いて構いませんが、こちらとこちら、どちらで撮られますか？」
と聞かれ、木目細工の美しい場所の方を指差し、
「折角なので、こちらで！」
とお願いしたら、その介添えさん、万遍の笑顔で
「やっぱり！そ～ですよね～、天然記念物ですからね～（〃＾∇＾）」
「。。。。」
多分、「天然記念物」ではなく、「有形文化財」でしょうね。。。
ステキな場所で写真撮影ができるかできないかは、結構介添えさんにかかってたりもします。説明は多少間違ってましたが、快い対応ありがとうございました。
昭和初期の最盛期、目黒雅叙園は1日に116組の式を挙げていたそうですよ。
しかし今では「ワタベウエディング」傘下、100％子会社だそうで、、、なんだか少しびっくり。
written by C

photo by J