少し前ですが、島田洋七さん著「がばいばあちゃん」という本（確か映画かもされたような記憶がありますが）がありましたよね。
今は亡き九州の祖母を何となく思わせる、凄い（がばい）ばあちゃんの話でした。
（うちの場合は祖母より母ががばいですけど。）
結婚式の撮影をしていて、時におばあちゃんが主役になる時間があります。
あちらのおばあちゃん、こちらのおばあちゃんにスポットが当たり、喜寿や米寿のお祝いが渡されたり。
しかし、大体の場合おばあちゃんは自分のスポットに気が付かず、他人事のようにしていらっしゃいます。。。
「おばあちゃん！！おばあちゃんにプレゼントだよ！！」
と隣の誰かに言われて、急に顔をくしゃくしゃにして泣き出しちゃったりするわけです。
。。。カワイイ。。。
今日入稿したアルバムには、皆の涙を誘ったおばあちゃんが。
小さい体で頑張ってちゃきちゃきと動く体から、母親のように新婦を可愛がってきた姿と、おばあちゃんのやり方で、一生懸命に新婦を育ててきたそれまでの苦労が伝わってきました。
手塩にかけて育てた孫が嫁に行く。こんな嬉しい日はありません。
おばあちゃんの目からも大粒の涙が止まりませんでした。
おばあちゃんへの手紙、親族だけでなくゲストも号泣。
日本は豊か過ぎる時代になりましたが、おばあちゃんから学ぶこと、まだまだありそうです。
written by C

photo by J