「しろいうさぎとくろいうさぎ」
この題名を聞いて「なつかしい～」と思われた方も少なくないのでは？
これは、ガース・ウィリアムズ原作の絵本。
子供向けなのに墨絵タッチで印象的な絵に加え、こんなに大きくなって読み返してもささやかな感動を覚える、私の大好きな絵本です。
私の大好きな、というより、大好きだったことをある披露宴の撮影で思い出しました。　
小さい頃、この絵本をはじめて読んだ私は、（まだ恋愛なんてしたこともないくせに）本の主人公であるくろうさぎが、とても仲良しだった（明らかに恋人である）しろうさぎとお話をしなくなった理由を知ったとき、不思議な感動と胸がドキドキしてしまう様な「幸せ」を感じました。
大きくなって思うのは、結局いつになっても「幸せ」は、このお話の中に描かれたものと大して変わらないものだということ。
それは、安心や絶対的ななにか。
不安定なものだと思っていたものが、絶対的な信頼に変わる瞬間。
そんな瞬間、人は少なくとも「幸せ」を実感するのではないでしょうか。
昨日完成したアルバムには、お二人のアイテムだったグッズと一緒に、この絵本の写真ももちろん編集しました。
男性陣の皆さん。
プロポーズの代わりにこんな絵本をプレゼントしてみる、っていうのはいかがでしょうか。。。ロマンチックだと思うんだけどな。。。
written by C

photo by C