ダーズンローズのセレモニーはご存知ですか？
昔新郎が野の花を１２本摘んで新婦にプロポーズした、という「ブーケ・ブートニア」の起源になったエピソード。
これについて詳しくはまたの機会に述べたいと思いますが、今日はこのブーケ＆ブートニアセレモニーのハプニングです。
通常、新郎が１人で会場に入場。当然そこは野原ではありませんので、（演出的に）この１２本はゲストが新郎へ手向ける、というパターンがほとんどです。
各テーブルから１～２本、新郎の手へ渡されて１２本が揃うまで通常約１～2分。
しか～し！
ノリの良いゲストが多いと・・・
あるテーブルではとにかく花を新郎に渡さない。渡さない為に会場を鬼ごっこのように走りまわる。
あるテーブルでは、ビール一気飲みをしないと渡してもらえない。
あるテーブルでは奇怪なポーズから口移し。
あるテーブルでは、挙式後イベントでゲストがゲットしたアフロヘアの中に沢山の会場装花を埋め込み、その中に例の１本が隠されている。etc・・・
入場前の新婦側にて写真を収めていた私も、中が分からないだけに「今日は時間がかかってるな・・・？」と不思議に思っておるところだったのですが、そんなことになっていたとは！！
お花をかき集めるのに非常に苦労した新郎がやっと準備を終えたのは、入場から約１０分・・・
いろんなイベントを時間内に納めるプロ司会者も、「これは事故です」と苦笑。
しかし、これだけノリの良い披露宴です。最初から最後まで大盛り上がり。
時間は押したものの、楽しい宴の大成功ではないでしょうか？
　
　
Written by C
　
　
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ウエディングカメラマン松岡潤
　
　

　
Photo by J