宴もたけなわ、新婦からご両親へ心のこもったお手紙が読まれます。
常に両親側で撮影をしている私は、ご両親の表情の変化にとても敏感です。
（あたり前です。その表情を狙ってるんだから・・・）
終始今までと変わらない「母」の笑顔を貫き通すお母様や、まだ手紙も読んでないのに涙が止まらないお父様など、それぞれ受け止め方は様々です。
一方、感謝の気持ちを表現するのは「手紙」という方法が99％を占めるところ、（撮影来初めてですが）フラ、という踊りを通じて感謝の気持ちを伝えた新婦様がいらっしゃいました。
先週日曜日、新婦は「私なりの表現で」とひとり高砂前に立ちました。
流れて来たのは、皆様もお聞きになったことがあるかと思いますが、「なだそうそう」のハワイアンアレンジ。
最初は喜びの表情で踊りに見入っていたゲスト。
踊りが続くに連れ、一人又一人と目頭を押さえる様子が、、、。
小さな宴ではありましたが、ほぼ全員のゲストが胸打たれ涙を拭いておられました。
「面白いものだね。こんな表現もあるんだね。」と旦那も関心しているくらいでした～。
「ことば」でなくても伝えられる想い。
こんなに心を打つことのできるフラ、新婦にはずっとずっと続けて頂きたいですね。
written by C

photo by J