ウエディングソングを何で選びますか？
メロディー？歌詞の内容？・・・
ブライダルカメラマンは、いつも結婚式で流れる音楽を背中に活動しますので、流行のウエディングソングはすぐに覚えてしまう傾向にあります。
入場曲は意外と皆様バラバラで、好みが現れますね。
感動系の入場、お笑い系の入場、意表を憑く何かのテーマソングetc・・・。
思い出の写真を流すプロフィールビデオは、結構決まってそれこそ流行のウエディングソングを使用するケース大。
今ならSuperfly「愛を込めて花束を」や木村カエラ「バタフライ」などが主流です。
さて、では新婦から両親への手紙朗読のBGMは？
皆様工夫をされるところかと思われますが、先週の選曲にはちょっとした感動を覚えました。
・・・というのも「らしくない」のです。
結婚式のタイトルに使うこと自体がとても「らしくない」のですが、新婦の読む手紙の背景色として、なんとも不思議な色を添えてくれる、かなり印象的なタイトルでした。
小さい頃の新婦と両親の姿がなんだか鮮明に画像で現れてくる様な、懐かしい、黄昏時のスクリーンを演出してくれるその曲は、なんと東京スカパラダイスオーケストラの曲でした。
（あまりに印象的で新婦に後から聞いてしまいました！）
目をつぶって聞いてみて下さい。
ある幼い日を思い出しますよ。
東京スカパラダイスオーケストラ「君と僕」
Written by C

Photo by J