私達ウエディングカメラマンはスナップでその日の感動や笑いの素顔をバチッと撮る、というのが仕事のメインであると思っていますが、もう一つ、非日常を作り出して撮る、というのも大事なお仕事だと思っています。
結婚式という１日の感動自体が非日常だ、と言われればごもっともなのですが、特に女性は「ドレス」や「ウエディングブーケ」等々、日常ではお目にかからないものを身につけることが一つの非現実。
これをいかに美しく、ホンモノ以上に（！？笑）魅せるかというのも大事なことですよね。
例えば結婚式会場で、建築のその全てが非現実的な造りである、言わばシンデレラのお城のような会場であれば、そこで撮るのも非現実。
ちょっとした廊下でもいいんです。夢のような光を入れて撮る。それがウエディングフォトのコツというもの。
ただ、写真を撮る時間を貰えない、写真を撮るスペースがない、など、非現実を創り出そうとするウエディングカメラマンにはなかなか厳しい状況というのもなきにしもあらず。
たまに、写真の時間はたっぷりあるけどお支度部屋から出るな、というケースがありますね。
時間がないと言うわけではないのでまだ良いのですが、お支度部屋というのは何とも雑然としています。
片付けても片付けても邪魔な何かが入ってくる・・・
こんな時の為に新兵器を輸入。
お支度部屋なのにこんな写真が撮れたりするんです。
ちょっとステキじゃないですか？
　
　
Written by C
　
　
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ウエディングカメラマン松岡潤
　
　
ウエディングフォト　セントラファエロ大聖堂での結婚式

Photo by J