つきじ治作での結婚式写真撮影|江戸の料亭文化
江戸時代初期から中期にかけて、まだまだ料亭文化は関東より関西。
江戸での料亭と言えば、まずは吉原、といったところで、一般的に庶民が味わうものではなかったとのこと。
言われてみれば時代劇にも「料亭」は遊郭意外に登場しませんね。
中期以降は徐々に名店と呼ばれる江戸の料亭文化が発達してくるようになり、今でも深川や向島なんかに老舗の料亭が残っているかと思いますが、まずは武家階級の接待の場所として遊郭とは別物の料亭が台頭してくるようになりました。
そして後の「町民文化」が花開く頃、やっと居酒屋、料理茶屋と共に料亭が庶民の高級店として花開いたということです。
さて、築地にある大きなお屋敷。
ここは、かの三菱財閥を築いた岩崎弥太郎さんの別邸ですが、昭和に入り「戦前日本の割烹王」と言われた本多次作さんによって創業された料亭「治作」として生まれ変わりました。
こうしてみるとこの平成の世の中でも、その伝統の味だけでなく料亭文化の歴史全てを背負っているようで、その趣を楽しむのが楽しいですね。
最近ではこういった料亭でも結婚式のひととおりができるようになっていますよね。
それらしく後から作られた感じでなく、ホンモノの趣の中での写真撮影もひと味違ったものになりますよ♪
Written by C
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ウエディングカメラマン松岡潤
ウエディングフォト つきじ治作での結婚式
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