パリに住んでいた頃、まだ星を取得していなかった当時のフレンチレストラン「ステラマリス」で美味しいディナーを頂いたことがあります。
ステラマリスのシェフは吉野建さん。
現在、日本では「タテルヨシノ」の名前のレストランを何軒かオープンしているようですね。
こういったレストランがウエディング業界でも活躍するようになったのは、ブライダルのプロデュース会社の進出に大変所以するところだと思います。
ブライダルのノウハウを持っていないレストラン（大小に関わらず）をいわゆる「箱」として提供してもらい、もちろんお料理もそのレストランの顔である品々を披露して貰う代わりに、ブライダルの進行や裏方のイロイロをプロデュース会社が担う、といったところです。
私達ウエディングカメラマンが肌で感じるのは、淡々と仕事をするプロデュース会社側の人間と、接客業に誇りを持ってきたレストラン側の人間との温度差だったりもするのですが、タテルヨシノのサーバーであった１人のおじさんには、流石に爆笑してしまいました。
「ここはパリのステラマリスの吉野さんのお店ですよね。」
と言った私に、
「そうです。吉野建さんです。・・・先月お亡くなりになられました・・・」
「・・・・！！？？」
驚く私におじさんサーバーは笑いながら
「そんなこと言っちゃいけないね！」
、、、とフツーにギャグだったのです！！
ブライダル業界の人間には有り得ない、この振り・・・
ブライダル業界のギスギスした裏舞台に見習って欲しいギャグでした(^_^)
　
　
Written by C
　
　
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ウエディングカメラマン松岡潤
　
　
ウエディングフォト　タテルヨシノでの結婚式

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