結婚式二次会のサプライズ、といって今や定番となった「両親からの手紙」。
結婚式では、新婦からの両親への手紙で暖かい気持ちをプレゼントされた両親が、今度は娘に向けてこれまでの想いを贈る、良い企画ですよね。
宴もたけなわ。先週土曜日の二次会は、新郎からの挨拶を終わり、祝福の渦の中です。
「ここで新婦にサプライズで・・・」
と新婦母からの手紙を紹介する司会。
一瞬静まった会場に、母からの感動の手紙の冒頭が読み出されました。
「お母さんは、神様から授かったあなたを、神様に返すような気持ちでいます。」
その冒頭は娘を送り出す母にしか書けない一文でした。
「・・・お母さんは、どうしてもあなたに謝らなくてはならないことがあります。」
と言って続くその手紙、母は何を気に病んでいたのかと思ったら、
「小さい頃、面白がって『大きな栗の木の下で』を何回も歌わせたこと。」
だそうです。
感動に包まれていたはずの会場は一瞬「？？？？？？」
♪大きな栗の木の下で～あなたと二人・・・
・・・大きな栗の木の下で～
確かにエンドレスに歌えます。。。
小さかった新婦は、「もうやめてもいーい？」と母に聞いてからそのくるくる回る歌を歌い終えていたそうです。
なんだかカワイイですね♪
お分かりのように、新婦母は、とってもユニークな方なんです。
そして、そんな母から離れ、嫁ぐ先の旦那様も、とっっってもユニークな方なんです。。。
当日、そんな二人に「笑いは取らないでいいから！普通でイイから！！」と新婦様は説き伏せるように言っていましたが、周りは彼女を取り巻くユニークな二人にまた一笑い。
そう言えば新郎様、新婦がお色直しの中座時にガウンに着替えお手洗いへ行く姿を見て、自分も服を脱ごうとしてメイクさんに止められてました。
これからの人生も笑いを欠くとのない楽しい人生になりそうですね。
良かった良かった。。。
written by C

photo by J