折角の結婚式写真なので、カメラマンとしては時間が許す限り写真を撮りたい、と思うものです。
結婚式のカメラマンというものは、土日のお仕事なだけに副業の方が多いのですが、当社のように他にカメラマンを雇わない、全てが2人のカメラマンのどちらかが撮った写真だ、という場合は、撮る内容1枚1枚に生活も人生も掛かっていますから、殊更に必死に撮りますね（笑）
結婚式当日の写真には、ポージングを決めてしっかり２人だけの写真を撮る、というものと、その日の流れが何十年経っても分かるように、自然な表情を掴むスナップ写真とがありますよね。
スナップで問題が起きたことはほぼありませんが、やはり２人のポージング写真を撮るのにはそれなりの時間の確保が必要になります。
ただでさえ、当日は時間が3倍速で流れて行きます。
「え？？もうこんな時間？」
というのが結婚式のフツウです。
そんな中で「２人の写真を撮る時間が欲しい」
というのがカメラマン側の永遠のテーマですね。
打ち合わせでは45分位の時間があったはずなのに、当日は1分も貰えないというケースもあります。
こうなると私たちは良いスナップを残すことに全霊を注ぐのみですが、楽しみにされていた新郎新婦を思うと、なんだか大変申し訳ない。。。。
先週もそのケース。
逆に新郎新婦様に気を使わせてしまったのではないかと恐縮です。
２人の写真を存分に撮りたい人！！
プランナーさんとだけでなく、当日のアテンドさん、介添えさんにもしっかり意思表示が必要なのかもしれません。
Written by C

photo by J