メゾンポール・ボキューズで結婚式|メゾンポール・ボキューズという三つ星
メゾンポール・ボキューズで結婚式
先日当フォトフォリー10周年記念のパーティを、大変好意にしておりますフレンチレストランでさせて頂いたのですが、そちらのレストラン、昔このブログでご紹介させて頂いており、「フォトフォリーさんのブログを読んで足を運ばれたカップルがいらっしゃいました!」とシェフから聞いておりました。
どちらのカップルさんなんだろう、、、と思っていたところ、美味しいものを作ること、食べることが大好き!というこちらのカップルさんだったんですね。
、、、ということで、食事の美味しい場所での結婚式。今日はメゾンポール・ボキューズさんでの結婚式です。
フランス本家本元のポール・ボキューズはフランスはリヨンから遠くないところで、ミシュラン三つ星を誇る、本当に素敵なレストラン。一度行ってみたいレストランの一つですね。
シェフのジュエル=ロブションさん、日本ではカッコイイ威厳あるシェフ、といった感じでご紹介されることが多いようですが、私がフランスに住んでいた時の感覚では、坂井宏行さんとか、土井善晴さんとか、ユーモアたっぷりというか愛着持てるというか、お昼のクッキングショーとかに出ちゃってるような感じのおじさんシェフ、というお茶の間スターのイメージですかね。
ミシュランの星って、日本で始まったのは最近の事ですし、星の有る無いはあまり分からないで行っていたり、後で聞いて星取ってたんだ〜なんて思ったりする程度。
逆に星が落ちたからってそんなに衝撃的、致命的ではないですかね、、、
フランスでは2017年ミシュランの三つ星をゲットしたのは、フランス全土でたったの27件。
リヨン付近ではポール・ボキューズのみ。
三つ星の栄光は日本の比ではなく、三つ星から二つ星に落ちてしまったことを苦に自殺してしまったシェフもいたり、、、と本当に本当に大変なステータスなんです。
皆さんは三つ星レストラン、といったらさぞ美味しいだろう、というイメージでしょうか。
フランスの三つ星レストランは、美味しいとか、食材が良いとか、は、当たり前。では何が?というと、もの凄い高級でラグジュアリーな場所にも拘わらず、家に居てくつろいでいるというような感覚で、つまり、ここは高級な場所だからとカチコチに緊張してしまうようなところでは三つ星とは言えない。
もちろん行く方の最低限マナーはありますが、本当に笑いありユーモアあり、食事を「楽しむ」ことができる、心地の良い最高の夕ご飯を食べに行く、というような原点こそがホンモノのサービスです。それを提供してくれるのがフレンチの三つ星だと思うのです。
粗相してしまっても、シーーーーーン、、、、となるようじゃホンモノのサービスではありません。
それをスムーズに紳士的にユーモアに変えてくれるのです。
ポール・ボキューズのみならず、日本にもこのランクのレストランがいくつも展開していますね。
ポール・ボキューズさんのように結婚式を受けているレストランも結構あるように思えます。
結婚式という特別なイベントではありますが、この三つ星の名と精神を日本でも守っていって欲しいと願っています。
メゾンポール・ボキューズで結婚式/お支度
さて、メゾンポール・ボキューズさんでのお支度です。
こちらは専用のブライズルームがございます。そちらでメイクですね。メイクシーン撮影の前にブライあるアクセサリーのブツドリタイム!キレイにライティングしてお撮りしていきます。
今回は大人婚、という感じの雰囲気で、モノクロの合う写真が多いですね。モノクロも交えてご紹介していきます!
メゾンポール・ボキューズ結婚式/ロケーションフォト
お支度が終了し、次はロケーションフォト。
今回は許可をとり近所の公園まで行ってみました。移動中の写真です。
ウエディングドレスのマーメイドラインが大変似合っていらっしゃいますね。
挙式前
写真撮影タイムが終了しましたので、リハーサルです。
ということで、今回は小さなリングガールちゃんとフラワーガールちゃんに活躍して頂きます。
こちらはベールダウン。
お父様、お母様にベール両端を持ってベールダウンして貰います。
メゾンポール・ボキューズさんて、結婚式のプロデュースはひらまつさんらしいんですよね。ですので、ベールダウンのルールもひらまつ法。
メゾンポール・ボキューズで結婚式/挙式
新婦とお父様いよいよ入場
入場後はブーケブートニアのセレモニーです。
リングガールちゃん達、本番です。リハーサル通りできるかなーっ
メゾンポール・ボキューズで結婚式/披露宴
ここからは披露宴の様子。
少しメイクタイムを挟み、披露宴入場です。
笑顔で入場していきます。
披露宴の進行はとてもシンプル。
これも美味しい食事をゆっくり味わって欲しいという新郎新婦のはからいかもしれませんね。
ケーキカット、ファーストバイトも沢山のゲストと共に大盛り上がり。
花嫁お色直し退場のお供はお母様でした
さて、再入場直前に素敵なダンスでエスコートしてくれたのは新婦の弟さんでした。
プロのダンサーとのことで、上手なダンスで会場を沸かせてくれました!
その後は、数々のゲストからのスピーチ。
親友やお世話になったご親族など、沢山のエピソードに花が咲きました。
楽しい披露宴も終宴が近づき、感動シーンがやってきました。
実は新婦様5人兄弟。
少子化が叫ばれる今の時代を考えると、5人兄弟とはかなり珍しいですよね。
でもそれだけ家族との思い出も深く、手紙も重みが有りました。
小さい頃5人の兄弟とご両親の総勢7人で自転車に乗っていたことがあったそうで、それが新婦としては、なんだかサザエさんのエンディングみたいでとってもイヤだったとか。
サザエさんのエンディングなんて素敵な家族ー!って思いますけどね。ご本人としては恥ずかしかったみたいですね。
そんなエピソード交えてのユーモラスで感動的な花嫁のお手紙。
お手紙と一緒に添えられたのは、ベストペアレンツ、と刻まれたメダルです!
食事に拘ったお二人の大変アットホームなご結婚式でした♪
因みに、、、
お二人にも行って頂きました、冒頭ご紹介のレストラン。
田園都市線溝ノ口ですが、料理人のこだわり半端ないシェフが(青山だと倍する?)最高のコスパとくつろげる空間での星あげちゃいたいサービスでおもてなししてくれますので、是非ご賞味あれ。
フレンチレストラン フランセーズ・ラポルテ
Written by C Tweet